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特製塩そば@三馬路東京店・千代田区神田

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写真: 特製塩そば@三馬路東京店・千代田区神田

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三馬路(さんまろ)東京店
  千代田区内神田2-9-6 祥司ビル1階

 約2年前の営業開始時から宿題店にしていたものの、オフィス街に隣接した場所にありながらお昼休みが始まる12時ちょうどに開店するため、落ち着いたころを見計らえば13時過ぎという昼食タイムからずれた時間を狙うしかないので、今まで訪れることはなかった。たまたまこの日は、所用で昼食を取るのが遅れたので都合がよいやと訪れた。お店に着いた13時15分時点でもスーツ姿の男女7人が並んでいて、近くの大人気店わいずの8人と遜色のないレベルだ。並んでいる途中、パツキンの美人店員さんの指示に従い一旦入店して食券を購入する。お店に入ると目の前に券売機があり、最上段左端が標記だったのでそのボタンをポチっとな。1200円。後で分かったことだが、7席で1ロット2杯というペースで作るので回転が遅く、席に座れたのは30分後の13時45分だった。
 麺はストレートの中細で軽くパッツンとした歯応えがあるものの、食感的にはそれほどの特徴はないように感じた。使用食材の説明書きに「菅野製麺の切刃20番の平打ち麺」と書かれていたことに帰宅後気付いたが、食べているときは平打ち麺とは全く思わなかった。スープについては、鶏と浅利をベースにしてそこに数種の煮干し、カツオ節、サバ節、真昆布を加えて複数の海水塩でスープに仕上げているとのこと。鶏と浅利はあくまで味のベースで目立たず、煮干しとも節とも判断が付かない魚介が上品に香る味わい深いもので、これは実に美味い。さらに、すりおろしたユズ皮と何かを混ぜた柚子ペースト及びネット情報ではシイタケとポルチーニのペースト(デュクセル)が鶏チャーシューの上に載っていて、ある程度食べ進んでから両者を徐々に溶かしながら食べると味変が楽しめると説明書きにあった。実際、そのようにしてみると、柚子ペーストの方はあまり変化を感じなかったが、デュクセルの方は少量でもキノコの風味がバッと広がり、これは面白いし味わいをさらに豊かにしてくれる。チャーシューは肩ロースで、旨味というよりは肉らしい味わいが濃厚でメチャ旨。2個の海老ワンタンは、親指の先ほどの大きさのエビのむき身とすり身をてるてる坊主型に包んだもの。ワンタンにしてはやや厚めの皮なのでチュルンとはいかないものの、臭みはないのでエビの食感と旨味を存分に味わえる。味玉は味の染み込み具合がやや薄め。このため、黄身はゼリー状にはなっていなかったが、流れ出しそうでギリギリ流れ出ないという絶妙の半熟加減だった。
 店頭の提灯には塩そばと書かれていたが、これなら醤油もどんな感じなのか味わってみたくなった。また、期間限定の牡蠣コンフィが載る牡蠣の塩そばも大いに気になる。

・お気に入り度:〇+

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