25.10.5支倉常長像
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仙台藩初代藩主(伊達氏第17世)・伊達政宗の命を受け,江戸幕府も認めた正式な外交使節団(慶長遣欧使節)を率いてメキシコ(スペイン領),スペイン,ローマへ渡航したのが支倉長経(通称は「六右衛門」。一般に「常長」の名で知られていますが,自筆史料の署名は「長経」であるとのことで,諱(いみな。本名)は「長経」が正しいようです。洗礼名は「ドン・フィリッポ・フランシスコ」)です。長経は,慶長18年9月15日(1613年10月28日)月浦(つきのうら。現・宮城県石巻市)から出航しました。スペイン側の記録ではこの帆船は「サン・ファン・バウティスタ号(洗礼者聖ヨハネという意味)」と呼ばれ,多くの商人を含む総勢180人余を乗せていたとのことです。つまり,この10月28日(月)で出航からちょうど400年です。写真は,仙台城大手門跡前の「支倉常長像」です。
アルバム: 歴史・人物
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