コッテリの味噌らー麺@MANNISH日暮里店・荒川区日暮里
コッテリの塩らー麺専門店MANNISH日暮里店
荒川区西日暮里2-40-3 日神パレス日暮里1階
お客さんからのリクエストが多いため、以前提供していた味噌ラーを6月に限って復活させたというので食べに行った。昨年7月のオープン翌日に訪れて以来なのでほぼ1年ぶりだ。平日の11時半にお店に着くと、店内は何とノーゲスト。どうやら自分が口開けの客らしい。お店のほぼ中央部、尾久橋通りに面する窓側に置かれた各種キャッシュレス決済にも対応する最新型タッチパネル式セルフオーダーシステム相手に、手こずりながらなんとか標記の注文を終えた。1000円。ちなみに、このシステム、一つの麺料理に対して大盛にするか否か、各種トッピングの追加、背脂の量の調整、ライス追加の有無等を一連の流れの中で次々と決めていかなければならないため、ついつい悩んでしまってなかなか先に進みにくいのと、QRコードの読み取りがスムーズにいかないことの2点でえらく手間取ってしまう。今回は追加トッピング無し、背脂の増量も無しに、ただランチタイムサービスの小ライスは付けることにした。
7〜8分でオーダーした味噌ラーメンが配膳された。スープ表面に粒々の背脂が浮いているが、その量は予想よりかはかなり少ない。一方で、モヤシがなくて白髪ネギがたっぷり載っているのは想定外。まずは麺から食べてみる。透明感が全くないスープから引っ張り出した麺は、三河屋製麺製の縮れ太麺。モチモチとともに粘り気も幾分感じる低加水麺らしい食感だ。スープは味噌の香り豊かなしっかり味。背脂が浮いているものの量は前述のようにそう多くはない上、味噌ラーメンでは有名処の純すみ系のようにラードが層になって浮いているわけでもないのでコテコテ感はそれほどない。また、細目に切り出してから水にさらして辛味を抜くとともにシャキシャキにした白髪ネギや、白髪ネギ同様に超細くカットした千切りニンジン、さらにサッと茹でた多めのキャベツがスープのコッテリ感を弱める方向で働いているので食べ疲れることがない。このスープ、魚介の風味は全くない上、豚挽き肉が混ざっているのでベースは豚・鶏清湯と思う。チャーシューは、壁に貼られた紙には「ロース肉を低温調理でゆっくりと長時間かけて日を入れています。」とあったが、ロース肉とは思えないほど脂身が付いている。見た目も食べた味わいも「バラ肉をロールしたもの」のように思えたが間違っているかも。いずれにしろ、ボリューミーで肉の旨味もちゃんと残っていて美味しかった。卓上には豆板醤とおろしニンニクが用意されているので、適宜それらをスープに混ぜ加えて何度か味変させた。なお、白髪ネギの上に載っていたすりおろし状態の物体は何かは確認するのを忘れてしまったが、おろしショウガだったのかも。
サービスライスは家庭用の普通の大きさのお茶碗1杯分ぐらいだったので、ラーメンスープを味噌汁代わりにして食べ進めると、両者を食べ終えた時点でお腹もちょうどよい具合に収まった。味噌つけ麺や夏期限定のコッテリの冷やし混ぜそばといった魅力的なメニューもあるので、少し遠いもののまた訪れたい。
・お気に入り度:〇
アルバム: 東京のラーメン・その4
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